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手話通訳士・小野真知子さん、南ア市採用 障害者とコミュニケーション 

 南アルプス市は4月から、厚生労働相が認定する手話通訳士の資格を持つ小野真知子さん(45)=甲斐市=を嘱託職員として採用した。行政サービスの一環だが、聴覚障害者と正確なコミュニケーションが図れることから、市役所を訪れる聴覚障害者が急増しているという。小野さんは「今まで見えにくかった聴覚障害者のニーズを把握したい」と張り切っている。

 南ア市はこれまで、聴覚障害者とのやり取りを筆談などで対応。一方で職員を対象に手話講習会を行うなどしたが、期待したほどの効果は上がらず、今年3月、手話通訳の資格者を対象に嘱託職員の募集に踏み切った。

 県内には手話通訳士の資格を持つ人が15人いるが、応募したのは小野さんひとり。小野さんは福祉課に籍を置き、市役所を訪れる聴覚障害者の橋渡しをしているが、小野さんの採用でコミュニケーションが正確に行えるようになったほか、筆談より短時間で用件が済むようになり、利用者からも好評。これまで常連数人の聴覚障害者の利用者が、4月は約30人と急増した。

 小野さんは約12年前、地域の手話サークルに入会し、手話の勉強を始めた。子供のころ、手話を使える人を見て、漠然と「すごいなあ」とあこがれたのがきっかけだった。平成14年に県認定の手話通訳の資格を取得したのに続き、今年3月に厚生労働相認定の手話通訳士の資格を取得した。

 市福祉課の石井まゆ美課長は「手話を使ってコミュニケーションを取ることで、利用者の表情も生き生きしています。これまで分かり合えていたと思っていたことも不十分だったことが、よく分かりました」と効果のほどを話す。

 市役所ではないが、手話で15分で済むところを筆談で3時間もかかった苦い経験を持つ聴覚障害者で同市西野の介護支援員、吹野弘美さん(30)は「聞きたいこと、言いたいことが正確に伝わるようになって本当に助かります。筆談ではどうしても時間がかかってしまいますから」といっている。

 どの自治体も公共施設への手話通訳士の配置が必要なことは分かっているが、現実は厳しく、県内では南アのほかには甲府市が昨年から手話通訳士を1人配置しているだけ。

 小野さんは今後、手話通訳者の派遣事業などにも携わる予定だ。

(2007/05/21 02:57『Sankeiweb』より)

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